映画【怪物はささやく】感想レビュー ネタバレ注意 心の複雑さが感じられる作品でした
あらすじ
13歳の少年コナーは、難しい病を抱えた母親と2人で裏窓から教会の
墓地が見える家に住み、毎夜悪夢にうなされていた。
ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て告げる。
「今から、私はお前に3つの【真実の物語】を話す。4つ目の物語は、お前が話せ。」
しかも怪物は、コナーが隠している”真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナー。
しかしコナーの抵抗など意に介さずその日を境に夜ごと怪物は現れ物語の幕が上がる。
幻想的なおとぎ話のように始まり、予想を打ち砕く危険な結末に向かう3つ目の物語は
コナーの内なる衝動を突き動かし、彼自身を追い詰めていき…。
ついにコナーが4つ目の物語を語る時が訪れる。はたして彼が口にした物語とは…?
その先に待つ”真実”が、激しく切なく胸を揺さぶる、圧巻の感動作。
(公式サイトより引用)
主人公コナーの両親は離婚していて、コナーは母親と暮らしています
父親と会って楽しそうに遊んでいましたが、父親は再婚していてコナーの事を大事にしていますがどこか壁があるように感じられました。
また学校ではイジメにあっている様子です。
ただ、どうやら普通のイジメではないようでした。
また祖母との関係も上手くいっていない様子で胸が苦しくなってくるようなシーン
が続いていきます…
そしてコナーは怪物から3つの物語を聞かされるのですがその物語には全て矛盾が含まれていました。
その矛盾はコナーの心境に深く影響を与えていきます。
そして4つ目の物語を語るときコナーは自分の気持ちに気が付きます…
知人にオススメされて見ることにしましたが、今まで映画といえばアクションぐらいしか見なかったので新鮮でした
最初にパッケージを見た時の感想はホラー映画なのかな?でした
怪物に少年が誑かされたり、少年が怪物と戦うストーリーかと思いきや
感情の複雑さや人間関係の難しさ等が描かれたヒューマンドラマの様な作品でした。
私の場合は母親にではなく弟に対してコナーと似た考え(感情)を持っている時期がありました。
今では仕方なかった、しょうがない事だったと理解して納得することも出来ていますが当時は随分悩んだ事を覚えています。
私は自分の気持ちに折り合いがついてからこの作品に出合いましたが自分と向き合うきっかけになると思うので是非見ていただきたいです。
拙い文章でしたが最後まで見ていただきありがとうございました。
これから定期的に更新していくのでお付き合いいただけると幸いです。